7011 三菱重工業
5,014円
+2.31%
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総合重機最大手。航空・宇宙・造船・防衛産業に注力。小型機は撤退。
チャート
7011.T / 3M
確信度: 高
Tier B
2026-02-22
投資テーゼ
次期戦闘機GCAPの機体インテグレーター(主契約者確定)かつ12式地対艦誘導弾能力向上型・イージス艦の主契約者として、防衛省契約額1兆4,567億円(2024年度、2位川重の2倍超)を独占的に受注しており、防衛費9兆円時代の最大受益者。
最強の反論: 3M+28.8%で織り込み進行中、PER64.2倍・PBR6.29倍と既に「防衛プレミアム」が株価に乗っており、決算で期待を下回れば調整リスクが大きい。
結論: 防衛費増額の本命中の本命。ただし押し目があれば最優先で検討。
Hard Guard: CLEAR
CLEAR
- PO発表: なし
- 行政処分: 三菱重工本体への直接的な行政処分なし
- 上場廃止・債務超過: 該当なし
- 信用倍率: 6.25倍(基準内)
6軸評価
| 軸 | 評価 | 根拠 |
|---|---|---|
| カタリスト確信度 | 高 | 閣議決定済み、予算裏付け確定。防衛省契約額No.1(1兆4,567億円/年) |
| テーマ接続性 | 強 | 「防衛」で真っ先に連想される筆頭銘柄。GCAP、ミサイル、護衛艦の全領域カバー |
| 需給構造 | 中 | 時価総額16.8兆円の超大型。信用倍率6.25倍。出来高は平均比0.74xとやや低調 |
| 織り込み度 | ⚠️ 進行中 | 3M +28.8%。過去1年では大幅上昇も、直近1Wは+0.1%と一服。高値比-2.8% |
| 基本体力 | 問題なし | 3Q累計: 売上3兆3,269億円(+9.2%)、事業利益3,012億円(+25.5%)。通期予想: 売上5.4兆円、営業利益4,200億円 |
| 型 | C型 | 閣議決定済み+予算裏付け+業績伴う構造変化。防衛売上1兆円規模への拡大が進行中 |
タイムライン: 2026年8月概算要求(残り約6ヶ月。5月本決算が直近の確認ポイント)
リスク
- PER64.2倍は成長プレミアム込みでも高水準。期待を下回る決算で急落リスク
- 防衛事業は長期契約・低マージンが多く、受注増が利益増に直結するまでタイムラグあり
- GCAPは日英伊3カ国共同開発のため、政治リスク(英国政権交代等)が存在
株価データ(2026-02-22時点)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 現在値 | ¥4,965 |
| 1W | +0.1% |
| 1M | +7.9% |
| 3M | +28.8% |
| 高値比 | -2.8% |
| Vol比 | 0.74x |
| 織込度 | ⚠️ 進行中 |
DA反論(Phase 4)
Devil's Advocateからの指摘(Tier B維持):
-
PER64.2倍は防衛本命としては異常な高バリュエーション。 防衛事業は長期契約・低マージンが基本。三菱重工の防衛事業の営業利益率は推定5-8%であり、PER64倍を正当化するには売上成長率が年20%以上必要。
-
GCAPの政治リスクは過小評価されている。 英国のスターマー政権がコスト削減を志向する中、GCAP遅延・縮小は三菱重工の成長シナリオに直接ダメージ。
-
時価総額16.8兆円は大きすぎて「防衛テーマ」で動きにくい。 防衛売上が仮に1兆円になっても、全社売上5.4兆円の18%に過ぎない。
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見落としリスク: ボーイング問題の長期化(民間航空エンジン部品の需要減)。
判定変更提案: Tier B維持(DD Agentの判定は妥当。Tier Aへの昇格は不適切)
omowaku / 20260222_防衛費9兆円 / 7011_三菱重工業
最終更新: 2026-02-22