3692 FFRIセキュリティ
独立系。「ヤライ」などサイバーセキュリティ製品の開発・販売。標的型攻撃に特化。
純国産サイバーセキュリティ企業として防衛省・官公庁向けにナショナルセキュリティ・サービスを提供。防衛省からの政府調達6件落札実績あり。防衛費9兆円のうちサイバー防衛分野の予算拡大(能動的サイバー防御法制化)から直接恩恵を受ける。経済安全保障重要技術育成プログラム(Kプログラム)にも参画。
最強の反論: 予想PER 87.9倍は極めて割高。時価総額に対して防衛省からの売上寄与は限定的(全社売上の一部)。グロース市場銘柄で機関投資家の参加が限られる。2023年の防衛テーマ初動で急騰→急落した経緯あり。
結論(Phase 3時点): 防衛費カタリストとの接続性は最も明確。防衛省落札実績あり、ナショナルセキュリティ・サービスを事業として明示、Kプログラム参画。Q3売上+56.9%増、営業利益+365.7%増と業績も急成長中。しかしPER87.9xの高バリュエーションがTier Aへの昇格を阻む。Tier B判定。
- PO/増資: 該当なし
- 行政処分: なし
- 信用倍率: 未確認(異常値報告なし)
| 軸 | 評価 |
|---|---|
| テーマ接続性 | A(防衛省調達6件落札。純国産で代替困難) |
| 需給構造 | B(Vol比0.71x、グロース市場で機関少なめ) |
| 織り込み度 | ✅(3M +8.8%は出遅れ。高値比-32.1%で大幅調整済み) |
| 基本体力 | B+(Q3売上+56.9%、営業利益+365.7%増) |
株価データ: ¥8,870 / 1W-2.2% / 1M-1.3% / 3M+8.8% / 高値比-32.1% / Vol比0.71x
Devil's Advocateからの指摘(Tier B → WATCH降格):
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PER 87.9倍はバブル的水準。 サイバーセキュリティは重要テーマだが、FFRIの売上規模は年間20億円前後。防衛省調達6件の落札額は合計で数億円程度と推定され、全社売上を劇的に変える規模ではない。
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「純国産」だが技術的優位性の持続性に疑問。 サイバーセキュリティは技術変化が極めて速い分野。大手(トレンドマイクロ、CrowdStrike等)が防衛省セキュリティクリアランスを取得すれば競争激化。
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過去のテーマ株急騰→急落パターンの再現リスク。 FFRIは2023年の防衛テーマ初動で急騰→急落した履歴がある。
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能動的サイバー防御法案の成立時期が不確定。 国会審議の遅延リスクがある。
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高値比-32.1%は市場がPERの割高感を修正中のサイン。
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見落としリスク: グロース市場のプライム移行要件未達リスク。
判定変更: Tier B → WATCH降格(理由: PER87倍は防衛テーマ銘柄としてのリスクリワードが悪すぎる。業績確認後に再評価)