8613 丸三証券
1,118円
+2.47%
Tier B
独立系で日本生命と親密。対面営業を主体。投信の堅実販売が主軸。
チャート
8613.T / 3M
確信度: 高
Tier B(DA維持)
2026-02-27
投資テーゼ
- テーゼ: 日銀利上げで金融正常化が進めば、信用取引の金利収入増加と株式市場活性化による手数料収入拡大の両面で、対面営業主体の独立系証券である丸三証券の収益基盤が改善する。
- 最強の反論: 証券会社は銀行と違い貸出利ザヤ拡大の直接恩恵が薄い。利上げで株式市場が調整すれば、手数料収入・預かり資産が減少し逆にマイナス。金利上昇メリット銘柄の主役は銀行・保険であり、証券は二番手。
- 結論: テーマ接続は「金融セクター」の括りでの連想買い。直接的な利上げメリットは銀行ほど強くないが、3M+12.8%と織り込みが穏やかで、需給も健全。高値圏からの追撃よりも、押し目があれば検討可能。
Hard Guard: CLEAR
CLEAR
- PO: 該当なし(直近の公募増資・売出し情報なし)
- 行政処分: 2008年に特定口座関連で処分歴あるが直近は問題なし
- 信用倍率: 2.07倍(基準10倍以下、CLEAR)
評価
| 軸 | 評価 | 根拠 |
|---|---|---|
| カタリスト確信度 | 高 | 日銀3/17-18会合、市場80%が4月までの利上げ予想 |
| テーマ接続性 | 中 | kabutanテーマ「証券, NISA関連, 株式市場, 金融」。金利上昇メリット銘柄としての認知は銀行>証券。ただし「金融正常化」の文脈で証券セクター全体に資金流入の可能性 |
| 需給構造 | 良 | 時価総額743億円(中型)、信用倍率2.07倍(買い優勢だが過熱なし)、vol比0.99(通常水準) |
| 織り込み度 | ✅ | 3M: +12.8%。穏やかな上昇で過度な織り込みなし |
| 基本体力 | 問題なし | 3Q累計: 営業収益155億円(+8.4%), 経常利益39.4億円(+16.7%), 純利益36.3億円(+24.0%)。PBR 1.49倍。増収増益基調 |
| 型 | C型 | 金融正常化による構造的恩恵。一過性イベントではなく、利上げサイクルの中で継続的に評価される |
| タイムライン | 3/18 | 残り約3週間 |
リスク
- 利上げ見送りシナリオ: 春闘結果次第で4月以降に後ずれのリスク
- 株式市場調整リスク: 利上げによる株安局面では手数料収入減少に直結
- 金利上昇メリットの主役は銀行であり、証券への資金波及は限定的な可能性
DA反論(Tier B維持)
元判定: Tier B → DA判定: Tier B維持
反論1: 証券会社は利上げの「被害者」にもなりうる
利上げ→株式市場調整→証券会社の手数料収入減少。これはDD Agentも認めているリスクだが、軽視されている。特に:
- 日銀利上げ発表→株式市場が短期的に下落→翌日以降に証券株も連れ安、というパターンは過去の利上げ局面で繰り返されている
- 3M+12.8%は「出遅れ」ではなく「証券セクターの利上げメリットが限定的だと市場が正しく評価している」可能性
反論2: テーマ接続=中の銘柄に賭けるリスクリワード
3月会合での利上げ確率自体が不透明な中、テーマ接続が「中」の銘柄にポジションを取る合理性が薄い。利上げが来ても反応が鈍く、見送られれば下がる。
見落としリスク: 特になし。DD Agentの評価は概ね妥当。
DA最終見解: Tier B維持。理由: 織込み穏やか(+12.8%)、需給良好、増収増益という3点はTier B条件を満たす。反論は成立するがWATCH降格するほどの決定的欠陥はない。ただし「出遅れ」ではなく「証券の利上げメリットは限定的」という解釈が正しい可能性は高い。
判定: Tier B
- 理由: Hard Guard CLEAR、織り込み穏やか(3M+12.8%)、需給良好だが、テーマ接続性が「中」。証券セクターの利上げメリットは銀行に劣後するため、Tier Aの「テーマ接続=強」を満たさない。出来高急増を確認してエントリー判断。
omowaku / 20260227_日銀利上げ / 8613_丸三証券
最終更新: 2026-02-27