6814 古野電気

7,930円 +0.89% Tier B

魚群探知機など船舶用電子機器で世界高シェア。GPSや医療機器も積極展開。

チャート
6814.T / 3M
確信度: 高 Tier B 2026-02-22
投資テーゼ

舶用電子機器で世界シェア首位(レーダー43%、魚探49%)の古野電気が、海自もがみ型護衛艦のレーダー採用実績を持ち、護衛艦増勢・海保巡視船増強の波に乗って防衛・海洋安全保障の両面から受注拡大する。

最強の反論: 防衛向け売上比率は推定5-10%程度で、主力はあくまで民間舶用事業(売上の85.7%)。造船ブームの恩恵は防衛費とは別ロジックで既に株価に反映されており、防衛カタリスト固有の上値は限定的。

結論: もがみ型護衛艦への民生レーダー採用は「コスト削減型調達」の象徴で、古野の防衛ポジションは堅い。ただし3M+5.2%と出遅れに見える一方、高値比-16.8%は造船ブーム一巡の調整局面。防衛カタリストは補助エンジン。

Hard Guard: PASS
  • PO/増資: 該当なし
  • 行政処分: 該当なし
  • 信用倍率: 問題なし
6軸評価
評価軸 スコア 根拠
テーマ接続性 A- もがみ型護衛艦にSバンド・Xバンドレーダー採用済み。海自艦艇増勢で直接恩恵。航空・防衛事業部を保有
需給構造 B 時価総額2,325億円の中型株。Vol比1.19xでやや活況。機関保有率高く安定
織り込み度 ✅出遅れ 3M +5.2%、高値比-16.8%。防衛テーマは未織り込み。造船ブーム調整後の二の矢として可能性あり
基本体力 A- PER 14.9倍、PBR 2.81倍。Q3は売上+9.8%、営利+21.0%と好調。中計ROE10%目標。増配トレンド
型判定 C型間接 防衛テーマ直撃ではないが、海洋安全保障の広がりで長期恩恵。造船サイクルとの複合テーマ
タイムライン B+ 護衛艦建造計画は2026-2027年度に集中。概算要求(8月)で海自関連が注目される可能性
リスク
  1. 造船サイクルリスク: 高値から-16.8%は造船ブーム一巡を反映。さらなる調整の可能性
  2. 防衛売上比率の低さ: メインは民間舶用。防衛テーマ単独での株価ドライバーとしては弱い
  3. 為替リスク: 海外売上比率が高く、円高は逆風
株価データ(2026-02-22時点)
項目
現在値 ¥8,280
1W +8.4%
1M +17.3%
3M +5.2%
高値比 -16.8%
Vol比 1.19x
織込度 ✅ 出遅れ
DA反論(Phase 4)

Devil's Advocateからの指摘(Tier B維持):

  1. 防衛向け売上は推定5-10%。 もがみ型護衛艦のレーダー採用実績はあるが、本業は民間舶用事業。

  2. 高値比-16.8%は造船ブーム一巡の調整。 防衛テーマでの反発が見込めるかは不透明。

判定変更提案: Tier B維持(出遅れ+護衛艦レーダー実績の組み合わせは評価)

omowaku / 20260222_防衛費9兆円 / 6814_古野電気 最終更新: 2026-02-22