6809 TOA

1,839円 +2.00% Tier A

放送・音響システム大手。構内放送設備と防犯カメラが両輪。海外地域体制を拡充。

チャート
6809.T / 3M
確信度: 高 Tier A 2026-02-22
投資テーゼ(この銘柄の核心)
  1. テーゼ: 非常用放送設備で国内シェアNo.1(約50%)。防災行政無線・Jアラート連動スピーカーで自治体の防災情報伝達インフラを独占的に供給しており、防災庁創設による地方拠点設置・防災計画見直しで全国自治体の防災スピーカー更新需要が加速する最も直接的な受益者。
  2. 最強の反論: 自治体の防災行政無線は既に全国に整備済みであり、「更新需要」はあっても「新設需要」の爆発的成長は期待しにくい。防災庁の予算202億円は全体として小規模であり、TOAの業績を大きく変えるほどの増分は限定的。
  3. 結論: 防災庁創設のテーマに最も直結する銘柄。防災行政無線シェア50%、次世代防災スピーカー300超の自治体に導入済み、累計16,000台超という実績は防災インフラの「本命中の本命」を意味する。業績も好調(5期連続増収、営業利益+78%)で、PBR1.13倍とバリュエーションも過熱していない。3M+5.7%の出遅れはTier A条件を満たす。
Hard Guard: CLEAR(PO・行政処分・信用倍率超過いずれも問題なし) CLEAR
評価
評価 根拠
カタリスト確信度 石破首相が明確に表明、超党派的支持
テーマ接続性 非常用放送設備シェアNo.1(50%)。防災行政無線・Jアラート連動で防災庁施策と直結。次世代防災スピーカー300自治体・16,000台導入実績
需給構造 時価総額約400億、出来高比0.58xと閑散だがテーマ物色本格化で改善余地あり
織り込み度 ✅出遅れ 3Mリターン+5.7%、高値比-4.5%。防災テーマの物色がほとんど入っていない
基本体力 問題なし 通期予想: 売上545億(+7.7%)、営利45億(+25.4%)。5期連続増収。大幅増配(40円→85円)
C型 防災庁設置→自治体防災計画見直し→防災スピーカー更新・追加調達(業績連動あり)
タイムライン 2026年11月 残り約9ヶ月
リスク
  • 防災行政無線の更新需要は「置換」であり、爆発的な成長は期待しにくい
  • 防災庁予算202億円のうちTOA関連の配分は限定的
  • 出来高比0.58xは流動性の低さを示す。テーマ物色が入らなければ株価は動かない
  • セキュリティカメラ事業の伸びが防災とは別のリスク要因
  • 大幅増配(40円→85円)は株価対策であり、持続可能性は要検証
DA反論(Devil's Advocate)
  • 非常用放送設備シェアNo.1は事実だが、防災行政無線は「更新需要」がメインであり「新設需要」ではない。全国の自治体に既に整備済みのインフラの更新は、爆発的な受注増には繋がらない
  • 防災庁の予算202億円のうちTOAに回る分は微々たるもの。業績への直接的インパクトは無視できるレベル
  • セキュリティカメラ事業の成長がTOAの株価を防災テーマとは別のファクターで動かしている可能性
  • 判定変更: 維持(Tier A) — 反論は全て程度問題であり致命的ではない。5期連続増収+営業利益+78%+大幅増配の組み合わせはTier A銘柄群の中で最も業績の裏付けが強い。3M+5.7%の出遅れは本物。
判定: Tier A
  • 理由: カタリスト確信度=高 × テーマ接続=強(防災行政無線シェアNo.1)× 織り込み=✅出遅れ(3M+5.7%)× 基本体力=問題なし(5期連続増収・大幅増配)。防災庁創設テーマの中で最もリスクリワードが良好な銘柄。DA反論も致命的ではなく、Tier A内での優先順位最高。
omowaku / 20260222_防災庁創設 / 6809_TOA 最終更新: 2026-02-22