6455 モリタHD
2,992円
+0.74%
Tier B
消防ポンプ車最大手。消火器など防災事業。産業機械、塵芥車、特装車も。
チャート
6455.T / 3M
確信度: 高
Tier B
2026-02-22
投資テーゼ(この銘柄の核心)
- テーゼ: 消防車最大手で唯一無二のニッチトップ。消防車・はしご車・化学消防車は防災庁の管轄範囲ど真ん中。PER9.5倍・PBR0.94倍は割安で、3M+14.7%は防災テーマ株の中で出遅れ。Q3営利+20.7%と業績も好調。
- 最強の反論: 消防車の需要は地方自治体の更新需要(15〜20年サイクル)に依存し、防災庁創設で急増するロジックが弱い。前期の営業利益は前期比37.4%減と大幅減益。中計「Morita Reborn 2025」の目標(営利率12%)に対し実績は6.2%と大幅未達。
- 結論: バリュエーション面の割安感とニッチトップの独自性は魅力。テーマ相場としてはA型(連想買い)の色が強く、業績への直接寄与は限定的。前期の大幅減益がDA反論で露呈し、Tier AからTier Bに降格。
Hard Guard: CLEAR(PO・行政処分・信用倍率超過いずれも問題なし)
CLEAR
評価
| 軸 | 評価 | 根拠 |
|---|---|---|
| カタリスト確信度 | 高 | 石破首相が明確に表明、超党派的支持 |
| テーマ接続性 | 強 | 消防車最大手。はしご車・化学消防車は防災の象徴的装備。ただし接続は「消防=防災」の連想経由 |
| 需給構造 | 良 | 時価総額900億(中型)。vol比0.73で動意が始まれば大きく動く余地。浮動株が一定量あり |
| 織り込み度 | ✅出遅れ | 3Mリターン+14.7%。同業の能美防災(+20.9%)・ホーチキ(+45.8%)・日本ドライ(+56.2%)に比べ明確に出遅れ |
| 基本体力 | 問題なし(条件付き) | Q3累計 売上716億(+9.4%)、営利79.8億(+20.7%)。ただし前期は営利37.4%減の大幅減益 |
| 型 | A型(連想メイン) | 消防車の需要は自治体の更新サイクルに依存。防災庁創設で消防車需要が急増する直接的メカニズムは弱い |
| タイムライン | 2026年11月 | 残り約9ヶ月 |
リスク
- 前期(2025年3月期)営業利益37.4%減の大幅減益。中計目標営利率12%に対し実績6.2%と大幅未達
- 通期経常利益進捗率59.2%は低め(4Q偏重型の可能性はあるが要注視)
- 防災庁→消防車需要増のロジックが間接的で、テーマ相場の持続性に疑問
- 輸送用機器セクターのため、防災テーマスクリーニングから外れる可能性
- 前期37%減益の原因が特定されていない
DA反論(Devil's Advocate)
- DD評価が最も深刻に見落としている事実: 2025年3月期の営業利益は前期比37.4%減(50.8億円)、経常利益は32.5%減。中計「Morita Reborn 2025」の目標(営利率12%、ROE10%)に対し実績は6.2%・4.9%と大幅未達
- 消防車の需要は更新サイクル(15〜20年)に依存。防災庁創設で更新が前倒しされる具体的メカニズムが存在しない
- PER9.5倍は前期の大幅減益からの回復を織り込んだ数字であり「割安」とは限らない
- 輸送用機器セクターに分類されるため、防災テーマの物色対象から外れる可能性
- 判定変更: Tier A → Tier B降格 — 前期営業利益37%減という重大な事実がDD評価で欠落。中計目標大幅未達。A型(連想)テーマのためTier Aの基準を満たさない。
判定: Tier B
- 理由: DA反論を受けて降格。前期営業利益37%減は見落とせない事実。テーマ接続は強いが業績の不安定さとA型(連想)のテーマ接続でTier B止まり。消防車ニッチトップの独自性は評価するが、Tier Aには戻れない。
omowaku / 20260222_防災庁創設 / 6455_モリタHD
最終更新: 2026-02-22