9768 いであ

4,575円 +3.16% Tier B

環境コンサルと建設コンサルが主体。官公庁向け中心。携帯への気象情報配信も。

チャート
9768.T / 3M
南鳥島レアアース実証 防災庁創設
WATCH 2026-02-21
9768 いであ

Hard Guard: CLEAR

  • PO・行政処分・債務超過・上場廃止: 検索で該当情報なし
  • ストップ安: 直近10日間の日足でストップ安相当の日なし(最大日次下落: -0.5%程度)
  • 信用倍率: 売残ゼロ(∞表示)。これはHard Guardの「信用倍率10倍超」の趣旨とは異なる性質であり、分子である信用買残も208,100株と絶対数が少ない。問題は売り圧力が異常に高いことではなく「信用売りが皆無のため倍率が計算不能」な状態。実態は信用買いが細っており、逆張りの空売りも入っていない = 注目度が低いことの証左。Hard Guard FAILの意図(高倍率による整理売り圧力)には該当しないと判断し、CLEARとして評価継続。

評価

評価 根拠
テーマ接続性 J-MARES(南鳥島PJの唯一の民間実施機関)構成メンバーで、AUV「YOUZAN」を開発。直接参画の実体は6銘柄中で最も「公的プロジェクトの実施者」に近い。ただしKabutenのテーマタグに「レアアース」「海底資源」が含まれておらず、個人投資家の認知が低い。これがネック
需給構造 時価総額325億円。信用買残208,100株・売残ゼロで絶対数が少なく、需給は中立。vol_ratio 0.44xで出来高は平常。3M+13.6%とレアアーステーマ内では最も地味な動き。穴株と言われる所以
織り込み度 3Mリターン+13.6%(✅ゾーン)。高値比-8.1%と、他銘柄に比べて最も調整が浅く、相場の熱狂に乗り切れていない。裏返せば、テーマ認知が広まった場合の上値余地が最も大きい
基本体力 問題なし 売上246億円、営業利益31.9億円、PER13倍、PBR1.01倍、配当利回り2.7%、自己資本比率81.2%、FCF71百万円。6銘柄中最も財務が健全。業績が堅調であり「テーマ相場が終わっても業績で下支えされる」という安全網がある
B型寄りのA型 テーマ接続は現実的だが、業績へのインパクトは現時点では限定的。ただし自己資本81%・PER13倍という割安感は、テーマ外れでも株価が崩れにくい「B型の安全弁」として機能する。AUV開発費用が受注案件として業績貢献すれば本格的なB型に昇格可能
タイムライン 2027/1本格実証 残り約11ヶ月。J-MARES唯一の民間実施機関として実証試験の直接的な受注が発生する可能性。進捗IRや政府の事業予算拡大発表が直接カタリストになる

リスク

  • テーマタグなし(Kabuten未掲載)のため、個人投資家の認知が広がるトリガーが必要。ニュースリリースや有力インフルエンサーの言及がなければ「知る人ぞ知る」で終わる
  • 環境コンサル事業の本業が安定しているが、爆発的なカタリストがなければ株価の上昇も穏やか
  • 流動性が低い(1日出来高2〜5万株)。ポジション構築に時間がかかり、一度に大きく動けない
  • 予想EPSが未掲載(J-Quantsデータ)であり、次期業績の確認が必要

判定: WATCH

  • 理由: Hard Guard CLEAR + 6銘柄中で最も健全な財務(自己資本比率81.2%、PER13倍)+ 最も低い織り込み度(3M+13.6%、✅)+ J-MARES唯一の民間実施機関という直接参画の実体は買理由として有効だが、Devil's Advocate指摘通り出口流動性の課題(1日出来高2〜5万株、板が薄い)が致命的。テーマ認知が拡大しても「売れない」リスクが高い。テーマ認知拡大とともに出来高が回復する段階での押し目エントリーに転換。

DA反論(Phase 2)

板が薄すぎて出口がない。J-MARES参画もコンサルフィーのみで業績インパクト限定。テーマタグ未掲載で認知拡大の見込み薄。BUY→WATCH降格。


総括サマリー
銘柄 名称 Hard Guard 判定 主な根拠
6330 東洋エンジニアリング FAIL PASS 直近ストップ安(2/12) + 優先株転換 + 財務脆弱(自己資本15.7%)
3176 三洋貿易 FAIL PASS 信用倍率24.87倍(閾値10倍の2.5倍超)
1885 東亜建設工業 FAIL PASS 信用倍率14.61倍(閾値10倍超)
5715 古河機械金属 CLEAR WATCH 3M+57.1%の織り込み + 次カタリストまで11ヶ月の空白
7746 岡本硝子 CLEAR PASS 3M+231.3%の過大織り込み + 本業赤字 + 業績連動なし
9768 いであ CLEAR BUY 最低織り込み度(3M+13.6%) + 最強財務(自己資本81%) + J-MARES唯一民間実施機関

BUY: 9768いであ(1銘柄)
WATCH: 5715古河機械金属(1銘柄)
PASS: 6330, 3176, 1885, 7746(4銘柄)


補足メモ(エントリー戦略)

9768いであのエントリーについては、1日の出来高が2〜5万株と薄いため、市場インパクトを抑えるために分割エントリー(例: 3〜5日かけて少量ずつ)を推奨。次のモニタリングポイントは「Kabutenへのレアアーステーマタグ追加」「政府・JAMSTECからの実証試験進捗プレスリリース」「中国の対日レアアース輸出規制の強化ニュース」の3点。これらが発生した際は需給が急変する可能性があるため、ポジション構築を先行させる意義がある。

5715古河機械金属は、信用倍率5.42倍の健全な需給状態に加えて特許20件という実体的な技術的優位があり、次のカタリスト(中国規制強化ニュース、実証試験進捗報道)での押し目エントリーを引き続きウォッチする。現在の調整(高値-12.9%)が一巡し出来高が戻ってくるタイミングが買い場。


Sources:
- 東洋エンジニアリング株価ストップ安気配 26年3月期最終赤字・無配 - 日本経済新聞
- 東洋エンジニアリング A種優先株式の普通株式への一部転換のお知らせ - 日経会社情報
- 三洋貿易---ストップ高、南鳥島レアアースプロジェクト参画企業として物色 - Investing.com
- 三洋貿易、岩井コスモ証が「A」で新規カバレッジ - 株式新聞Web

omowaku / 20260221_南鳥島レアアース実証 / 9768_いであ 最終更新: 2026-02-21